メリットだらけのグランドセイコーのベルト交換

ベルト交換
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腕時計を何本も持っていればその日のファッションや天気に合わせて変えることが出来ますが、なかなかそうはいかない人もいるのではないでしょうか。

そこで、お手軽な気分転換としておすすめなのが時計の替えベルトです。
ベルトは腕時計全体の印象を大きく左右するパーツなので、付け替えるだけで雰囲気が大きく変わりますよ。

今回はグランドセイコーのベルト交換について詳しく解説してみたいと思います。

筆者
筆者

グランドセイコーのイメチェン(ベルト交換)、やってみよう!

1. ベルト交換のメリット

ベルト交換によるメリットは気分転換だけではありません。

<服装や利用シーンに合わせて変えられる>
グランドセイコーのベルトは「黒革」か「メタルブレスレット」が主流ですが、
黒革」はフォーマルな印象が強いので、ビジネスや冠婚葬祭シーンでは無敵ですが、休日のカジュアルファッションには不釣り合いです。

一方、グランドセイコー自慢の美しい輝きを放つメタルブレスレットはスーツにもカジュアルにも合わせやすく万能とも言えますが、その輝きが相応しくない場面もあるでしょう。

そんなときは時計の印象ががらっと変わる「ベルト交換」を検討してみましょう。

<ローテーションによって寿命が長持ち>
革靴やスニーカーと同じで、複数のベルトをローテーションしながら使うとベルトの劣化を抑えることができます。

2. 実例紹介

ではまず、ベルトを交換するとどのようなイメージになるのか実例を見てみましょう。

シルバーの文字盤①(SBGR051)

シルバーの文字盤に黒の革ベルトがフォーマルな場にピッタリですね。

シルバーの文字盤②(GSセルフデーター)

シルバーの文字盤にネイビーのクロコダイルベルト。爽やかで上品な組み合わせですね。

アイボリーの文字盤(SBGW231)

ベルト色は黒ですが、生成り(オフホワイト)などの明るい色のステッチが入っていると、柔らかくてカジュアルな印象になりますね。
こちらの方のように、ダイヤルの色とステッチの色を合わせるとまとまりが良くなります。

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ホワイトの文字盤(アンティーク)

エレガントさとワイルドさを兼ね備えたクロコレザーのベルトで、 “堅い“ イメージのグランドセイコーの印象がガラッと変わります

黒の文字盤(SBGV011)

黒の文字盤に黒のレザーベルトというのはシックな組み合わせですね。

レディースモデル

イエローゴールドのケースに、深みのあるワインレッドがとてもよく合っていますね。
季節によって色や素材を替えるのは上級テクですね。

3. ベルト選び

ベルトを交換したときのイメージが沸いた後はいよいよベルト選びです。

ベルト選びにおいては、サイズ(幅)と素材を決める必要があります。

それぞれについて解説していきます。

サイズ

ラグ幅】を測りましょう

ベルトの両端をはさむように、本体から2本の爪のようなものが突き出ていると思います。
これを「ラグ」といい、2つのラグの間隔(つまりはベルトの取り付け部分の幅)を「ラグ幅」といいます。
このラグ幅を、定規やメジャーなどを使い1㎜単位で測ります。

出典:時計ベルト.com

ラグ幅に対して太すぎるベルトはご使用できません。無理に取り付けてそのままお使いになっていると、ベルトがすぐに傷んだり、バネ棒が外れて時計が落下する原因となります。

ラグ幅に対して、それよりも細いベルトであれば取り付け可能です。
ただし、あまりにも細いものだとベルトが横にずれてしまい、結果としてバネ棒が一緒に動き、時計本体から外れてしまう危険性があります。
こういったリスクを回避するためにも、ラグ幅にしっかりと合ったベルトのサイズを選びましょう

素材

大きく分けてレザー、ラバー、ナイロンの3種類あります。

レザー

レザー素材は軽く、サイズ調整もベルトの穴で比較的簡単に出来ます。
一方で、水分にも乾燥にも弱くデリケートです。使った後はそのままにせず、柔らかく乾いた布で拭きましょう。

一言で「レザー」と言ってもレザーには以下の種類があります。

カーフ(牛革)
生後6ヶ月以内の子牛の皮のことで、非常にやわらかい風合いをもち、型押しなど様々な加工が可能です。

クロコダイル(ワニ革)
独特のウロコ模様が特徴で高級感があります。ワニのどの部位の革を使うかによって模様も価格帯も異なります。ちなみに、牛革等にクロコダイル模様を型押し加工したエンボスレザーもよく使われる素材です。

コードバン(馬革)
馬の腰部の皮。繊維組織が非常に緻密で牛皮の2倍の強度。見事な光沢が特徴で、エレガントな印象です。

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ナイロン

タフでスポーティな印象です。汚れや汗に強く、洗うこともできます。
引き通し式のデザインのものは特に「NATOベルト」とも呼ばれ、NATO軍の腕時計に使われていたミリタリーベルトが名前の由来となっています。

ラバー

夏場におすすめの素材です。
汗や水に強いというのはナイロン素材と同様ですが、ラバー素材は乾きが早いのでダイバーズウォッチやスポーツコレクションとの相性が良いです◎

4. グランドセイコー純正品のベルトについて

グランドセイコーの純正ベルトについてカスタマーセンターに問い合わせたところ、SEIKOショップで取り寄せにて購入が可能とのことでした。

ちなみに筆者が使っているSBGT037の場合、幅は19㎜で値段はバックルと合わせて7万円くらい、工賃が別途3,000円かかると言われました。
気軽に交換できる値段ではなかったので、純正品以外のベルトのおすすめについてご紹介していきます。

筆者
筆者

純正品のベルトは結構高くて、気軽には交換できませんね…

5. 他社製ベルトのおすすめブランド

純正品だとかなり高額になってしまったり、バリエーションが少ないため、個性を出したい方やそこまで純正にこだわりがない方は、他社製のベルトを検討してみましょう。

ここでは、純正品以外のおすすめブランドをご紹介していきます。

HIRSCH(ヒルシュ)

ヒルシュ社は、1765年創業のオーストリアの老舗ブランドです。
2010年のバーゼルワールドフェアで世界初の100m耐水アリゲーター革ブレスレットを発表するなど、多くの革新的な製品を世に送り出してきました。
色も素材もバリエーションが豊富なのが特徴です。素材が変わると同じカラーでも雰囲気が違って見えるので選ぶ楽しみが増えます。

おすすめ①

ヒルシュGRANDDUKE
おすすめポイント

・GRAND DUKEは迷ったらコレ!の定番人気コレクションです。
・アリゲーター型押しの高級カーフ。
・ウォータースポーツもOKの100M耐水

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おすすめ②

ヒルシュTIGER

おすすめポイント

・TIGERは表材に高耐久性カーフレザー、裏材にプレミアムカウチューク(天然ゴム)を組み合わせた新感覚のコレクションです。
通気性がよく夏場にピッタリ

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BONETTO CINTURINI(ボネット・シンチュリーニ)

ボネット・シンチュリーニ社はイタリアにおいて35年以上の歴史を誇り、ラバーストラップを専門に制作、製造しています。
数多くのスイス・マニュファクチュールに現在でもOEMとして納品されている高品質のラバー素材ベルトです。ラバー特有の不快な匂いがなく、バニラの香りがするのが特徴です。

ボネット・シンチュリーニ
おすすめポイント

・ダイヤパターンとプレーンの2WAYで楽しめます
約4.0mmと厚みがあるのでダイバーズウォッチとも好相性

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MORELLATO(モレラート)

モレラートは本国イタリアで全時計宝飾店の約80%で取り扱われ、約50%のシェアを占めるブランドです。
イタリアならではのデザイン・発色はもちろんですが、そのバリエーションの豊富さが特徴で、シーズン毎に数種類の新作を発表しています。価格も3,000円台からとリーズナブルなのも魅力です(出典元:公式サイト

モレラートBORE
おすすめポイント

迷ったらコレ!不動の人気を誇るBolle(ボーレ)
・アリゲーター型押しの高級カーフ
・カラーは17色展開

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CASSIS(カシス)

カシスとは1995年に東京で創業された株式会社シンシアが、世界中の優れたアイテム群から厳選した商品を扱うオリジナルブランドです。(出典元:公式サイト

CASSIS NATO LX
おすすめポイント

・TYPE NATO LXはしなやかでツヤがある高級感あふれるベルト
・高級時計にもピッタリ

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6. ベルトの交換方法

必ずしもメーカーや時計修理専門店で対応してもらう必要はなく、専用の道具と説明書があれば自分で簡単に出来ます。
コツを掴めば、まるで洋服を着替えるようにベルトを替えて楽しむことができますよ。

①セルフ(自分で交換)

使用する道具

多くの時計はバネ棒の先がラグ穴に嵌まって突っ張る事でバンドを固定しています(トイレットペーパーホルダーのようなイメージ)ので、「バネ棒外し」という専用の工具が必要です。
100円ショップにも売っていましたので、近くにお店がある方は先にそちらを試してもいいかもしれません。
※ベルトを購入すると「バネ棒外し」同梱してくれるお店もあるので、事前に確認してから購入しましょう。

時計ベルトメーカーBAMBIが考えた使いやすいばね棒外しです。一般ユーザーからプロの技術者まで使える時計ベルト専用工具。時計ベルトメーカーならではのアイデアが凝縮されています。

交換方法


【STEP0】
バネ棒はスプリングを使用しているため、外す際や取り付ける際には飛ばないように注意しましょう。また、紛失しないよう作業場所を綺麗に片づけましょう。紛失すると大変なのでこれだけは気を付けてください。
また、目に入ると危険なのでメガネやゴーグルを付けて作業することをおすすめします。

【STEP1】
バネ棒外しを使って元のベルトを本体から外します。

【STEP2】
替えのベルトにバネ棒を通したら、まず片側をラグ穴に引っ掛けます。
逆側をバネ棒外し(Y字側)を使って押し下げながら、カチッと音がしたらOK。替えのベルトをラグに取り付けます。

【STEP3】
ベルトを引っ張ってきちんと嵌まったことが確認出来たら作業完了です。

②お店に頼む

細かい作業は自信がない、万が一大切な時計に傷がついたら困る…という方はプロに頼むのが一番です。
ミスターミニット…ミスターミニットで購入したベルトは交換無料
ヨドバシカメラ…ヨドバシカメラで購入したベルトは交換無料。他店購入品は1100円で交換可能

ホームセンターやショッピングセンター内の時計店でも他店購入のベルトの交換を受け付けてもらえる場合がありますので問い合わせてみましょう。

7. まとめ

いかがでしたでしょうか。
セイコー愛用者と知られるテリー伊藤さんも、ベルトを変えて自分好みにカスタマイズしているそうで、グランドセイコーの50周年記念イベントでは、赤いベルトでカスタマイズしたグランドセイコーを身に着けていらっしゃいました。

合わせるベルトの素材(レザー、ナイロン、ラバー)やカラーなどでその組み合わせは無限大です。愛用されているグランドセイコーのカスタマイズについて、どんなものがいいか考えるのはとても楽しいですよ。

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