ロングセラー人気モデル!グランドセイコー「雪白」徹底解説

雪白モデル
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1. 「雪白」とは?

「雪白(ゆきしろ)」はグランドセイコーSBGA211の愛称で、海外では「スノーフレーク」とも呼ばれ、美しい純白の文字板が由来となっています。

グランドセイコーを代表するモデルで、2010年の発売以来、国内外で不動の人気を誇っています。

雪白文字板とは

画像出典元:グランドセイコー公式

純白でざらっとした岩肌のような質感を持つ文字板で、信州 時の匠工房から望む穂高連峰の雪景をイメージして誕生しました。雪が降り積もり風にさらされた後に見られる、雪原の風紋の様子を表現しています。

① 雪白文字板が誕生するまで
穂高連峰を模したスプリングドライブ・キャリバー9R65の部品のレイアウトと同様に、文字板でもスプリングドライブの故郷を象徴する何かを表現する、というコンセプトから生まれました。


② 「白」を使わない純白の文字盤
雪白の美しい白色はどのように作り出されているのでしょう?
調べたところ、予想以上に手のかかった代物であることがわかったので、公式サイトからそのままご紹介させていただきます。

さて問題はこの原型を、いかに「純白」にするか、だった。
白ならば白く塗ればいいわけではない。塗料は凹凸の稜線を隠し、谷間を埋めてしまう。かといって塗料を減らせば純白にならない。試行錯誤を経て、鍍銀(銀めっき)する方法が検討された。銀は可視光の反射率が金属中最大であるため、光沢がなければ白色になるためだ。鍍銀工程での溶液設計と電流密度、浴時間を調整しながら、発色と細部の質感を変えない銀の厚さをミクロン単位で探っていく。試作した文字板は各スタッフから高い評価を得た。
「白」を使わない純白の文字板の誕生である。そのようにして80を超える工程数の文字板が、スプリングドライブを搭載したグランドセイコーの新しい顔になり、のちに「信州の雪白」と名づけられ、ロングセラーモデルになったのである。
凹凸の表面積はフラットなものより大きくなるので、さまざまな方向からより多くの光を受ける。この文字板が白より「白い」理由のひとつは光だろう。

引用元:グランドセイコー公式サイト_誕生の地を象徴する、雪白文字板の秘密。
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2. 雪白の魅力

雪白が発売から長い間愛される理由、雪白の魅力は何でしょうか。

結論から言うと、「遊び心と実用性を兼ね備えていること」だと思います。

具体的にどういうことか解説していきましょう。

① 日本らしい美しさ

雪白の繊細な美しさは非常に日本的で、「美しい日本の時計」というグランドセイコーの理念そのもの

また、厳しい自然に対する畏敬の念が込められているのも日本らしいと言える。

② 嫌味のない高級感

別の記事で述べましたが、グランドセイコーは高級時計と気づかれないことが多いです。しかし雪白に関して言えばそれは当てはまりません。時計に詳しくない素人でも一目でわかってしまう高級感があります。
しかもそれは、金やダイヤなどの高級素材をふんだんに使用したこれみよがしなものではなく、内側から自然と滲み出る育ちの良さのような、そんな自然な高級感です。

③ 凹凸が生み出す多彩な表情

職人の手作業によって生み出される、光と影の絶妙なバランスを持つ雪白文字板。
光の当たり加減によって様々な表情を見せてくれるのも魅力の一つです。


④ 実用的

どんなに格好いい時計でも身につけるタイミングを選ぶものは実用的とは言えません。。
その点、雪白は王道の白ダイヤルなのでシチュエーションや身につける人の年齢を問いません。なおかつ、ただの白じゃちょっとツマラナイ…というニーズも満たしてくれます

また、クォーツと機械式の良いとこどりであるスプリングドライブを搭載していること、軽量なブライトチタン素材というのも実用的です。

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3. 着用イメージ

実際に身につけるとどのように見えるのか、いくつかご紹介します。

王道の三針モデルはスーツとの相性が抜群ですね。雪白がスーツスタイルを格上げしてくれます。

4. 詳細スペック(SBGA211)

SBGA211(出典元:GS公式HP)

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品番SBGA211
駆動方式スプリングドライブ(最大約72時間持続)
ムーブメント9F65
ケースサイズ横 41mm × 厚さ 12.5mm
精度平均月差±15秒
防水日常生活用強化防水(10気圧)
重さ100.0 g
定価682,000 円(税込)
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5. 雪白シリーズ

雪白には色違い、限定モデルも含めいくつかのバリエーションがあります。特に有名なものをご紹介します。

① 初代 雪白 SBGA011

初代雪白(SBGA011)は2005年10月に発売され、2017年のグランドセイコーのブランド独立化までの約12年間販売されました。
中古価格は状態等にもよりますが、40万円前後です。

SBGA011とSBGA211の違い

後継機であるSBGA211との違いは「SEIKO」ロゴの有無です。
ムーブメントやケースサイズ、重量等に違いはありません。

初代のSBGA011は、12時の位置に「SEIKO」の文字、6時の位置に「GS 」「Grand Seiko」「SPRING DRIVE」と三段並びます。

後継機のSBGA211は、12時位置から「SEIKO」ロゴが消え、代わりにかつて6時位置にあった「GS Grand Seiko」が配されました。 6時位置の「SPRING DRIVE」はそのまま。
後継機は文字盤がスッキリとした印象です。
新品を購入したい方や、美しい雪白文字板を最大限見せたい場合はSBGA211を選ぶとよいでしょう。

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品番SBGA011
駆動方式スプリングドライブ(最大約72時間持続)
ムーブメント9F65
ケースサイズ横 41mm × 厚さ 12.5mm
精度平均月差±15秒
防水日常生活用強化防水(10気圧)
重さ100.0 g
価格626,400 円(発売当時)


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② 雪白ブルー SBGA407

雪白文字板独特の和紙のような繊細な質感を重視しつつ、初のカラーリングを施したモデル。
海外では「Skyflake(スカイフレーク)」の愛称で呼ばれています。

光の当たり加減や明るさによって、白に近い淡い水色から、濃い水色までのグラデーションを楽しむことが出来ます。
ベルトはネイビーカラーのクロコダイルレザーなので、フォーマルな場により適したモデルです。

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品番SBGA407
駆動方式スプリングドライブ(最大約72時間持続)
ムーブメント9F65
ケースサイズ横 40.2mm × 厚さ 12.8mm
精度平均月差±15秒
防水日常生活用強化防水(10気圧)
重さ88.0 g
定価682,000 円(税込)
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③ 雪白 墨黒(oomiya和歌山本店限定)

2021年2月、関西地方を中心に展開する時計専門店oomiya 和歌山本店から、雪白ダイヤルを採用したグランドセイコーのスペシャルモデルが発売されました。
販売数はわずか38本。購入できるのはoomiya和歌山本店のみという鬼レアなモデル。38本はやや中途半端な数に思えるが、oomiya=0038(おおみや)に掛けているため。

SBGA441(画像出典元 oomiya公式サイト)

金色のGSロゴと秒針は、闇夜にしんしんと降り積もる雪原に、雲の切れ目から顔をのぞかせた月から差し込む一筋の光を表現。

④ 雪白 レディース STGF359

2021年6月。待ちに待ったレディースモデルが発売されました!!
しかも…なんとクォーツモデル。そのため価格はメンズモデルのSBGA211に比べてかなりお手頃な253,000円(税込)。

男女ペアにすることが出来るので結納品として早くも大人気なんだそうです。
純白の美しい文字板は一生の記念となる贈り物にまさにピッタリですね。

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品番STGF359
駆動方式電池式クォーツ
ムーブメント4J52
ケースサイズ横 28.9mm × 厚さ 8.7mm
精度年差±10秒
防水日常生活用強化防水(10気圧)
重さ71.0 g
定価253,000 円(税込)
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6. まとめ

時計ファンから雪白、スノーフレークというあだ名を付けられているSBGA211についてご紹介しました。2021年にはついにレディースモデルが発売され、今後は女性からの人気も出ることが予想されます。
長年愛されるにはそれだけの理由があります。時計購入時の候補の一つに雪白を加えてみてはいかがでしょうか。

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